【マイラーズC】フィエロ、力感たっぷり 悲願の重賞制覇へ惨敗いらぬ

 「マイラーズC・G2」(23日、京都)

 悲願の重賞制覇へ-。フィエロが力強い走りで好調ぶりを誇示した。

 フィエロは20日、栗東坂路で鮫島良(レースは福永)を背に4F52秒0-37秒8-13秒0をマーク。8歳馬とは思えない機敏な動きに「馬も元気。それでいい」と藤原英師は納得の表情だ。

 前走の高松宮記念は最後方から脚を伸ばしたが5着に敗れた。とはいえ、強力スプリンターがそろうG1で初めての1200メートル。「後ろになると思っていたから。淡い期待を持っていたけど、予想通りだった」。経験のない距離だけに、仕方がないといった様子で振り返る。

 マイラーズCは4年連続の出走。過去、14年2着、15年3着、16年4着とあと一歩で涙をのんできた。「条件はいい。56キロも楽。ここが勝負やろうから。馬を信じるしかない」と力を込める。重賞は国内外含めて17戦。14、15年のマイルCSなど、2着が4回と悔しさを味わった。もう惜敗はいらない。タイトル奪取を求め、今度こそ突き抜ける。

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