【天皇賞】ゴールドアクター上積み十分 中川師「予定通りの追い切り」

 「天皇賞(春)・G1」(30日、京都)

 1番人気の日経賞で5着に敗れたゴールドアクターは20日、新コンビとなる横山典を背に美浦Wで併せ馬。先行したシアーライン(4歳1000万下)を目標に長めから追われ、力感のある動きで6F79秒7-37秒8-12秒5の優秀な時計をマークした。

 動きを見届けた中川師は「誘導馬を先に見ながら、予定通りの追い切りができました。前走を使って体は引き締まり、動きは良くなっていますね」と上積みを強調する。

 昨年は1番人気で12着に惨敗。「イレ込んで力を出せなかった。賢い馬だからね」と振り返る。ゴールデンウイークの交通渋滞を考慮して木曜の夜に美浦を出発。レース前に京都競馬場で2泊した。これが裏目に出てしまった。「今年は輸送を含め、いろいろと考えたい」。昨年の苦い教訓を生かし、リベンジを果たす構えだ。

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