【地方競馬】御神本(みかもと)元騎手が復帰へ

御神本訓史
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 NAR(地方競馬全国協会)は16日、2016年度の第3回騎手免許試験の新規合格者を発表した。2015年5月に度重なる不祥事で免許を失効した御神本訓史(みかもと・のりふみ)元騎手(35)=大井・三坂盛=が合格。4月から復帰することになりそうだ。

 御神本元騎手は騎手免許を失効したあとは、所属する大井競馬・三坂盛厩舎で調教厩務員を務めながら復帰を目指していた。再受験に臨んだ昨年1月には一次試験(筆記など)で不合格となったが、再びチャレンジした今回で合格にこぎつけた。

 御神本元騎手は99年に益田競馬場でデビューすると、すぐにトップジョッキーとして活躍。02年に同競馬場が廃止となり、南関東へ移籍。07年10月にはフジノウェーブとのコンビでJBCスプリント(大井)を制し、これは現在でも地方所属馬によるJBC競走での唯一の勝利となっている。

 しかし、15年2月に資格のない外部者を施術師であると虚偽の申告をして、騎手調整ルームに十数回にわたり無断で入室させたことで騎乗停止処分となり、さらに同年3月の騎手免許更新試験で不合格となり免許を失効していた。

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