武幸四郎 調教師への意気込み「兄に断られない馬を」 騎手としては残り2週

 17年度新規調教師・騎手への免許交付式が13日、都内のJRA六本木事務所で行われ、調教師7人、騎手5人が免許証を手にし、今後の活躍を誓った。

 競馬サークル屈指の名門の系譜。武幸四郎は父の故武邦彦調教師の後を継ぐ2代目になるが、今は残り2週、騎手の使命を全うすることに全力投球の構えだ。「騎手になりたくてこの世界に入った。まだ騎手。今週、来週と頑張っていい結果を出したい」と完全燃焼を強調する。

 もちろん、調教師となる心の準備はできている。「調教師になれば全ての責任を負う。時代も状況も違うが、よくオヤジはやっていたと思う。馬にいろいろ教わったことを生かしたい」。開業予定の1年後には、今度は兄の武豊に騎乗依頼する立場になる。「すごい騎手。いい調教師になって、断られない馬を頑張ってつくります」と笑わせた。

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