佐々木氏G1・3勝目 愛馬のVに「ホッとしています」

 「秋華賞・G1」(16日、京都)

 最後の1冠を賢妹がつかんだ。3番人気のヴィブロスが、直線で鋭い末脚を発揮して完勝。12年に鼻差敗れた全姉ヴィルシーナの雪辱を果たした。

 大魔神が顔をくしゃくしゃにして喜んだ。元メジャーリーガーの佐々木主浩オーナーは、全姉ヴィルシーナの2勝(13、14年のヴィクトリアマイル)に続くG1・3勝目をものにした。姉は牝馬三冠全て銀メダル。特に秋華賞は鼻差の惜敗だっただけに、今回の鮮やかなV劇は感慨深い。

 「悔しかったことを覚えています。それだけこのレースに対する思いは強かったですね。いまはホッとしています」と安堵(あんど)の表情を見せ、「ゴール前は声が出ました。前の2勝(ヴィルシーナのG1制覇時)と同じスーツを着てきましたからね」と験担ぎを明かして胸を張った。今後のローテについては「エリザベス女王杯に行ってもらいたいが、友道師と相談したい」と話すにとどめた。

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