【ボート】田村 水面攻略で四国制覇だ

 「四国地区選手権・G1」(5日開幕、まるがめ)

 2年ぶりの地区選出場。田村隆信は09年以来の四国制覇へ向けて、まるがめ水面攻略を誓う。

 決して楽な戦いにはならないと覚悟している。四国の選手層について「他地区の選手からは『楽でいいな』と言われる。でも、まるがめ開催の地区選ではあまりいい結果は出ていない」と表情を引き締める。実際、まるがめ開催の地区選で11年は予選敗退。14年は準優6着と苦杯をなめている。まるがめ開催の地区選は難所となっている。

 だが、地区選を除けば水面相性は決して悪くない。昨年も3節出場して、一般戦とはいえ1月、7月に優勝。「昨年2回優勝しているから変な意識はない」と前向きな姿勢で臨む。

 一昨年のグランプリでF2となり、昨年はF休みによる出走回数不足で、後期はA2級陥落。SGの4節に加えてG1、G2も選出除外期間が3カ月あり、一般戦が主戦場となった。それでも「新しいエンジンにも試行錯誤しながら、自分なりにしっかりテーマを持って1年間を戦った」と腐ることはなかった。「何個か取りこぼしもあったから数字的には物足りなさも残るけど、昨年の1年間を無駄にしないためにも今年頑張りたい」と反攻を誓っている。

 夏には地元の鳴門でSG・オーシャンカップ(7月13~18日)も開催される。「今年は明確な目標は立てていない」と話すが「オーシャンカップの出場権は取りたい。選考期間の4月末までが一つの勝負」と地元のSG舞台が大きなモチベーションとなっている。出場選考基準はG1、G2の優勝戦ポイント。だからこそ、今回の地区選も重要なレースとなる。2日目はドリーム戦1号艇で登場。しっかりとモノにして、2度目の四国制覇へ突き進む。

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