【宝塚記念】デニム金星まであと一歩

 「宝塚記念・G1」(28日、阪神)

 直線入り口、伸びあぐねる1番人気馬の内をすくって10番人気馬がはじけるように伸びる。大外から豪脚を繰り出し、同じ勝負服の勝ち馬を追い詰めたデニムアンドルビー。最後は首差及ばず2着に敗れたものの、96年に並ぶ牝馬の最多出走(5頭)となった一戦で最先着と気を吐いた。

 浜中は「ドンピシャだったのに」と唇をかむ。道中は後方2番手で描いた通りの展開。「ためるだけためた。馬群が固まってくれたし、最後はまとめてかわしたと思ったんですが。ちょっとだけ運がありませんでした」と金星を逃し肩を落としたが、そのパフォーマンスは底力を物語る。

 牡馬相手にメンバー最速の上がり3F34秒0を記録。今秋こそG1初Vへ-。角居師は「あの脚を使えるのだから本当に力はある。何とかタイトルを獲らせてあげたい」と、次の大舞台を見据えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス