【マイラーズC】タイホー切れた11秒6

 「マイラーズC・G2」(26日、京都)

 連勝中の勢いはダテではない。武庫川Sで素質馬サトノアラジンを完封し、六甲Sでも2着以下に3馬身半差の圧勝劇を演じたテイエムタイホーが23日、栗東CWで迫力満点の動きを披露。今の充実ぶりを大いに見せつけた。

 「気温が上がる夏場はバテてしまうんだけど、今は調子がいいですね。いい動きだったと思います」と鈴木孝師は目を細める。全体時計は目立つものではないが、ラスト1Fは11秒6と切れた。今年既に6戦目となるが、疲れた様子は皆無だ。

 以前は典型的なスプリンターだったが、マイルに路線を変更しての2連勝。「前は1200メートルでも行きたがったんだけど。調教を変えたのが良かったのだろう」と指揮官。4走前から追い切り場所を坂路からCWに変更。折り合いがつくようになり、今の好結果に結び付いているようだ。

 「前半、自分のペースで行ってどこまでやれるか。(松田)大作はこの馬のことを手の内に入れているし、任せるだけです」。3連勝で待望の初タイトルへ、今がピークの状態だ。

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