【ボート】アメ村にアンテナショップ
「太閤賞競走・G1」(27日開幕、住之江)
ボートレース住之江の冬の風物詩になっている「開設58周年記念・G1・太閤賞競走」が27日に開幕する。今回も昨年のグランプリに出場した10人を筆頭に、ボート界のトップレーサーが顔をそろえ、覇をめぐって熱い戦いが繰り広げられる。そこでデイリースポーツは「太閤賞」の総展望や有力選手紹介だけでなく、大阪市中央区西心斎橋(通称・アメリカ村)にオープンした「ROKU」(BOAT RACEアンテナショップ)のボートレースカフェも紹介する。
若者の街・大阪心斎橋のアメリカ村にある「リゾートキッチン ロイヤルハワイアン」。“大阪ハワイアン”をコンセプトに、大阪人に受け入れられるようなハワイ風の料理を提供しているこのお店、実はボートレースのアンテナショップ「ROKU」でもあるのだ。
店の外観はピンク色で統一され、若者が集まる街らしくオシャレな雰囲気。入り口にはハイビスカス柄にデザインされたボートが。このボート、実際にレース場で使用されているものと同じものが飾られている。そして店内に入ると、スクリーンにはボートレースの選手や宣伝の映像。ボートレースを知らない若者や女性に興味を持ってもらえるようにPR活動を行っている。探せば、ボートの艇番をモチーフにした6色のコースターや、小さなボートのフィギュアなど知らない人でも「何だろう、これ?」と、興味を引きそうな小物があったりする。
店内は3階建て。ランチなどのちょっとした軽食から、パーティーまでさまざまなニーズに合うような造りになっている。1階はテーブル席とカウンター席があり、バーを思わせる雰囲気。1人でも気軽に足を運べそうな感じになっている。2階は外壁と同じくピンク色で統一されたレストラン風の空間。3階はDJブースやカラオケセットがあったり、結婚式の2次会や、大人数の合コンも行えるちょっと高級感のある雰囲気。またテラス席にはバーベキューコンロや、小さなプールもあり、夏場は外でバーベキューを楽しめる。
お店を運営する株式会社「IBQLO(イブクロ)」広報の松山紗恵さんにお話をうかがった。「夜になると男性のグループやカップルも来られたりしますが、客層は女性が圧倒的に多いですね。幅広い客層の方々に来ていただけるようにしていきたいです。新年会や忘年会などでの貸し切りも可能ですし、予定ですが、3月ごろにタレントのKONISHIKIさんを招いてプロによるハワイアンライブを行うことも考えています」と、女性だけではなく、誰もが楽しめる空間づくりを目指しているという。
もちろんお店のメーンは料理。大阪人の口に合うハワイアン料理が売り。「オーナーは食にこだわりを持ってやっています。ボリューム満点のメニューですし、女性だけでなく男性の方にも満足していただけると思います」(松山さん)と話すようにハンバーガー、ステーキ、パンケーキなど1人でのランチ、カップルで、はたまた大人数での食事など、いろいろなシチュエーション、スタイルに合わせたメニューがズラリと並ぶ。最近のお店のイチオシというローストビーフも絶品。味、そして量とクオリティーの高さを感じさせられる品ばかりだ。
いろいろと趣向が凝らされた店内の空間に提供される料理。どちらとも最高のぜいたくを味わえるようになっている。ボートレースファンである人も、そうでない人も一度立ち寄ってみてほしい。


