【ボート】瓜生貫禄示す!遠征勢も注目

 「大渦大賞・G1」(4日開幕、宮島)

 ボートレース鳴門は護岸工事および施設改善のため、伝統の一戦の「G1・大渦大賞(開設61周年記念)」は、4日から6日間にわたってボートレース宮島で開催されることになった。鳴門エースの田村隆信と、宮島エースの山口剛の“地元開催”という対決は見もの。他の鳴門勢、宮島勢も気合満点の競走を見せてくれるはずだ。ただ遠征勢も黙ってはいない。瓜生正義や池田浩二など超一流選手が集結するので、白熱したバトルになることは必至だろう。

 鳴門、宮島の両エース田村隆信、山口剛がシリーズをけん引しそうな雰囲気。獲りたい気持ちは人一倍強いだけに序盤から気合の入った走りでファンを沸かせてくれるだろう。同じく地元という気持ちで挑む他の徳島勢、宮島勢にも要注目だ。

 ただ遠征勢も黙っていない。その代表格が瓜生正義。今年はSG優勝こそないがグランドチャンピオン(2着)、オーシャンカップ(3着)で優出。やはりボート界屈指の実力者だ。宮島は走っている回数は少ないが、今年8月には圧倒的な能力差を見せつけて優勝を飾っている。迫力満点のターンを駆使して、V戦線をリードする。

 近況のリズムは山口勢が一番。その中でも勢いがあるのはボートレースメモリアル(MB記念)で待望のSG初Vを飾った白井英治。当地も08年にG1中国地区選を制しているように相性は抜群。自慢の攻撃力で他艇撃破を狙う。ボート界のレジェンド・今村豊も当然首位争いに加わってくる。

 昨年の賞金王・池田浩二もV奪取に虎視たんたん。直前のダービー(全日本選手権)で優出を果たしたように、ここにきて上り調子。艇界屈指の鋭いターンで魅了する。

 他では7月のMB大賞で1着を量産した毒島誠、宮島周年を連覇した実績のある吉川元浩も活躍は必至。田中信一郎、太田和美の大阪69期コンビも注意が必要だ。穴党ファンにおススメは、宮島の新エンジンを経験している土屋智則と大久保信一郎。両者とも噴かしていただけに、いいエンジンを引ければ面白い。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス