【富士S】シャーク連覇へ手応え
「富士S・G3」(25日、東京)
きっちりと仕上がった。連覇を狙うダノンシャークは22日、朝一番の栗東坂路に登場。目下3連勝中と伸び盛りのエーシンザヘッド(4歳1600万下)と併せ、しまい重点に4F53秒7-38秒5-12秒3をマークした。
活気あふれる動きで登坂。雨でぬかるんだチップをしっかりとつかみ、半馬身先着した。大久保龍師は「順調。いつもと変わらず、いい感じでした」と内容に合格点を与えた。
連覇の期待がかかるなか、指揮官は「目標は次」と12年6着、13年3着に敗れたマイルCS(11月23日・京都)を見据える。「トライアル的に使うなら、ここが妥当。シャークにはこの間隔がいい」と昨年と同じローテを選択した。
陣営期待のディープインパクト産駒も6歳秋を迎えた。悲願のG1制覇へ。連覇を果たし、勢いをつける。