「天皇賞(春)・G1」(4日、京都)
4番人気フェノーメノが直線でしぶとく抜け出し、昨年に続くV。史上3頭目の春盾連覇を飾った。
生産者である追分ファームの吉田正志マネジャー(33)は、連覇達成に満面の笑みを見せた。「前走より体に張りがあり、馬体重も(10キロ増と)戻っていましたからね。強いメンバーでも勝てるだろうという思いはありました」とレース前から自信があった様子。レース後には、豪州の関係者からG1・メルボルンC参戦の誘いを受けたという。「今年は恐らく海外には行かないでしょう。奥の深い馬。まだ成長途上だと思っています」とさらなる高みを見据えていた。