【フェブラリーS】ブランデー好仕上げ

 「フェブラリーS・G1」(17日、東京)

 政権交代をもくろみ、いざ府中の舞台へ。グレープブランデーは16日の午後4時43分に東京競馬場へ入厩した。落ち着き払った姿には、王座を射止めるのに十分なオーラが漂う。「順調ですよ。普段と変わりはありません。輸送でもともと減る馬。少し体重は減ったけど、それを見越してつくってありますから。大丈夫です」と児玉調教厩務員は仕上げに胸を張る。

 一昨年に交流G1・ジャパンダートダービーを制し、3歳時にはいったん世代の頂点に立った。その後は故障もあり、本来の走りはしばらく影を潜めたまま。完全復活をアピールしたのが前走の東海Sだ。3馬身差の圧勝劇を演じ、陣営も自信を取り戻した。「そのころから状態がグッと良くなっていましたからね。今回も前走と同じくらいの出来。いいですよ」と自信の表情を浮かべる。

 唯一の懸念材料は3歳6月のユニコーンS(2着)以来となるマイル戦だろう。「久しぶりだから。そこは分からない」と言葉を濁したが、すぐさま鋭い視線で言い放った。「スタートして流れに乗れれば。ええ、不安はないと思っています」。充実度と、元来持つセンスの良さがあれば距離も障害にはなり得ない。

 厩舎の先輩で、2年前にこのレースを制したトランセンドが昨年末の東京大賞典7着を最後に引退。当然、後継者としての期待も大きい。「そうなればいいですね。頑張ってほしい」。新ダート王の襲名へ、第一歩を力強く踏み出すつもりだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス