オルフェvs凱旋門賞馬“雪辱戦”実現も

 凱旋門賞馬とオルフェーヴルの再戦が、東京競馬場で実現する可能性が高くなった。JRAは1日、ジャパンC(25日・東京)の外国馬の招待受託馬を発表。凱旋門賞で日本競馬の夢を打ち砕いたソレミア(牝4歳、仏国)が招待を受諾し、来日することが決まった。

 オルフェーヴルは現在、滋賀県のノーザンファームしがらきで着地検疫を受けており、次週にも栗東トレセンに帰厩を予定。池江師は「ジャパンCに向けて調整をしていく。最低、宝塚記念くらいの状態にないと」と10月28日に出走へ前向きな姿勢を見せており、管理馬トレイルブレイザーが挑むBCターフ・米G1(3日・サンタアニタパーク)から帰国後に状態をチェックした上で、出否を決定する方向となっている。

 10月7日の凱旋門賞では直線半ばで大外から一気にオルフェーヴルが抜け出し、一瞬は快挙達成を確信させたが、そこからソレミアが差し返し、ゴール寸前で逆転Vを決めた。再戦がかなえば、陣営にとっては絶好のリベンジの場に。ダービーで勝利を挙げた舞台で、ライバルを迎え撃つのか否かが注目される。

 なお、そのほかに今年のドバイシーマクラシック・G1の3着馬ジャッカルベリー(牡6歳)、昨年のメルボルンC・G1の2着馬レッドカドー(セン6歳)、昨年のプリンスオブウェールズS・G1の3着馬スリプトラ(牡6歳)の英国馬3頭が招待を受諾した。

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