【新潟2歳S】オオゼキ、横綱級の走り

 「新潟2歳S・G3」(26日、新潟)

 “横綱級”の動きと言っても大げさではないだろう。メイショウオオゼキが22日、栗東坂路を力強いフットワークで走破した。序盤の1Fこそゆったりと運んだが、勾配が上がるとともに回転もアップ。肩ムチに即座に反応してしまいを伸ばし、馬場の真ん中を豪快に突き抜けた。

 タイムは4F53秒4‐38秒8‐11秒9。またがった松山(レースは木幡)は「しまい重視との指示。無理せず(4F)53秒4だったし、追い出すまでの感じも良かった」と納得の表情だ。1週前にも栗東CWでメイショウエバモア(5歳1600万下)に0秒3先着。快活な動きを連発している。「初戦は、もう1本(追い切りが)足りないかな、という感じで出走した。1回使って馬体も絞れたし、今がちょうどいいと思う」と仕上がりに太鼓判を押した。

 新潟のマイル戦を、余力たっぷりに制した経験は大きな強みだ。「前向きさを長所として生かせれば。相手関係は分からないが、十分にチャンスはあると思う」と松山。センスあふれる走りで、一番出世を目指す。

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