【札幌記念】ダムール余裕たっぷり並入

 「札幌記念・G2」(19日、札幌)

 抜群の手応えで楽々と追いついた。ヒルノダムールは15日、札幌ダートでトライチャンス(3歳未勝利)を8馬身追走し、6F80秒3‐38秒8‐12秒3で並入。ビッシリと芝コースで追われた先週とは一転、余裕たっぷりの脚色で駆け抜けた。

 「先週、時計が速過ぎたからね(札幌芝で5F60秒5)。ダメージを残しても仕方がない。相手は未勝利馬だけど、最後まで頑張った。いい感じでやることができた」。調教内容に満足げな表情を浮かべた昆師は「先があるからピークではないけどね。いいんじゃないかな。先週から着けたチークも効いている」と始動戦としては十分な仕上がりに胸を張った。

 昨年の天皇賞・春を制して以降はVから遠ざかっている。今秋は光を取り戻す戦いだ。「ロンシャンで2着(11年9月フォワ賞)に入っている馬。力はあるから洋芝も平気。むしろいい条件だと思う。秋はどこかのG1で勝負をかけて獲らせてあげたい。オルフェーヴルがいなければ、他馬とは差がないはずだから」。頂点を再び奪取するためにも、好スタートを切りたい。

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