「生成AI」か!「スト6」公式イラストコンテストで入賞→発表後に「無効」対応
カプコンの人気格闘ゲーム「ストリートファイター」がこのほど、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。一般から募集していたイラストコンテストの受賞作品の一部に、「違反があった」ことを報告した。
同社ではゲームの最新シリーズ「ストリートファイター6」において、「第2回 ストリートファイター イラストコンテスト 乱入演出編」というイラストコンテストを実施。一般応募の中から、同社が入賞作品を選定し、その後ゲーム内で人気投票を行うという企画を行っている。
公式Xでは「発表しました入賞作品におきまして、コンテスト規約『5 応募作品の提出およびデザイン要件』の違反があったと判断いたしました」と発表。同作品については「弊社側にて確認・協議のうえ、当該作品については無効とさせていただく対応を実施いたします」と対応することを公表した。
同コンテストの「規約5」には「提出物は応募者のオリジナル作品であって、これまでに公表されたり、他のコンテストに提出されたりしたことのないものでなくてはなりません。どのような描画技法を用いても構いませんが、生成AIの使用は禁止されています。応募は何点でも可能です。本コンテストのいかなる段階においても記載漏れや虚偽の記載があった場合、カプコンはその応募作品の選出を取消すことがあります」と記されている。公式Xのコメント欄では、入賞した作品の中に「生成AI」によって作られた作品があったのではないかとして、物議を醸していた。
(よろず~ニュース編集部)
