宝塚 “トップ・オブ・トップ”星組の礼真琴 今日、本拠地に別れ 有言実行「最後の日まで駆け抜ける」

 宝塚歌劇団の“トップ・オブ・トップ”して活躍してきた星組トップスター・礼真琴(れい・まこと)が今日1日、「阿修羅城の瞳/エスペラント!」の千秋楽を迎え、本拠地の宝塚大劇場に別れを告げる。本公演後にはサヨナラショーが開催される。

 礼は2009年初舞台の95期の首席として入団。歌・ダンス・芝居と三拍子揃った実力派として知られ、早くから頭角を現した。19年10月、トップに就任。95期は花組・柚香光、月組・月城かなと(いずれも退団)、雪組・朝美絢、宙組・桜木みなとと、史上最高の5人のトップを輩出予定。そのなかでも礼は、最初にトップに就任。2023年秋~2024年にかけ「よりよい舞台に挑戦するために、2カ月ほどコンディションを整えるための時間をいただくことになりました」と休養期間を取ったこともあった。

 フレンチミュージカルの「ロックオペラ モーツァルト」や「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」、インド映画を原作にした「RRR×TAKA"R"AZUKA~√Bheem~」といった初演作や、「ロミオとジュリエット」「1789」など再演も含め、大作ミュージカルでは高いレベルで、他の追随を許さない出来映えを見せた。

 最後の舞台は、劇団☆新感線と宝塚の初コラボ作品。相手役には次期トップの暁千星が勤め、迫力ある舞台を繰り広げた。礼は4月19日の初日の舞台あいさつで「最後の日まで心を込めて、お客様と共に駆け抜けてまいりたいと思いますので、千秋楽までどうぞよろしくお願い申し上げます」どおり、全力で本拠地の舞台を走り抜けた。

 東京宝塚劇場は6月28日~8月10日。

(よろず~ニュース編集部)

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