橋下徹氏、フジテレビ第三者委員会の報告に苦言「中居さんの行為を安易に断罪してはいけなかった」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。元タレントの中居正広氏が元フジテレビの女性アナウンサーとのトラブルについて、「性暴力」などとした第三者委員会の報告について反論した問題を受け、「中居さんの行為を安易に断罪してはいけなかった」との私見を綴った。
橋下氏は自身が中居氏の関係者に「助言」し、中居氏への“人権侵害の可能性”も含めてフジテレビの第三者委員会に「再ヒアリングすべき」と提言したという報道を踏まえ、「フジテレビ第三者委員会の問題点」と題して「報告書はフジテレビの社内報告書。被害を訴えた女性社員にフジテレビがどう対応すべきだったかを明らかにするもの。」と定義した。
その上で、橋下氏は連続投稿し、「不十分な証拠やヒアリングによって外部者の中居さんの行為を安易に断罪してはいけなかった。」と指摘。さらに、同氏は「ここはフジテレビ第三者委員会の権限の範囲外。中居さんを断罪しなくても、被害を訴えた女性社員には会社がきちんと対応しなくてはならず、第三者委員会はその点をしっかりと報告すればよかった。」と強調した。
橋下氏のポストに対し、Xユーザーからは「兵庫県に続き第三者委員会が信用できなくなりました」といった同意の声のほか、「何を根拠にヒアリングが不十分だったと断定しているの?」「WHOだけでなく、政府の公式見解も『相手の同意がない性的行為は性暴力』っていう文章を当該案件発生日の2ヶ月前に出しています」「外部の人間が憶測を発信すると一部の人間が被害者へ必ず誹謗中傷します」などと疑問視する意見も続いた。
(よろず~ニュース編集部)
