故藤本義一さんをしのぶ会に300人
テレビの司会など多方面で活躍し、昨年10月に死去した直木賞作家の藤本義一さん(享年79)をしのぶ「ありがとう義一さんの会」が23日、大阪市内のホテルで開かれ、上方落語協会会長の桂文枝(69)ら約300人が藤本さんをしのんだ。
また、落語家の桂福團治(72)はこの日、大阪市内で会見し、3月1日に藤本さんの追悼落語会「桂福團治の会~『鬼の詩』が聴こえる」(天満天神繁昌亭)を行うことを発表。33歳の時、藤本さんの直木賞受賞作「鬼の詩」の映画で主人公を演じた福團治は「人生の師匠でした」と思いを吐露した。当日は落語のほか、藤本さんの妻でタレントの藤本統紀子(77)らが出演し思い出を語る。