王者がリングを剥いちゃいました DDT・KO-D選手権 MAOが18歳の佐藤大地戦で「忘れられない夏休み」に
「プロレス・DDT」(30日、後楽園ホール)
団体最高峰のタイトルをかけたKO-D無差別級選手権が行われ、王者のMAOが18歳の挑戦者・佐藤大地を退け、防衛に成功した。
パワフルな技が持ち味の両者が、激しい肉弾戦を繰り広げる中、中盤でMAOが突然リング下へ降りた。コーナー付近でリングを覆うシートを固定する紐をほどき、半分ほど剥ぐと、マットも投げ捨てて板を露出させてしまった。
衝撃を吸収するものがほとんどない環境で、2人は投げ技の応酬を見せた。最後はMAOがコーナートップからの跳躍技・キャノンボール450°を投下して勝利をもぎ取った。
MAOは佐藤の素質、戦いぶりに「心から本当に尊敬しているよ」と敬意を表し、「絶対に忘れられない夏休みにしてやろうと思って、あんなことをした」と振り返った。
以前に出場した大会でリングのキャンバスなどが届かなかったことがあり、板の上で強行された試合を経験したことから出た行動だったという。「比較的自分の中ではライトな選択肢でした」と笑い飛ばしていた。
DDTには保持者が好きな時に王座に挑戦できる「いつでもどこでも挑戦権」というシステムがあるため確定ではないが、MAOの次の挑戦者は阿部史典に決まり、9月21日の後楽園ホール大会での対戦が組まれた。
