制作者に殺害予告も AI女優「ティリー・ノーウッド」をめぐる騒動 命を狙う警告メッセージが複数

 AI女優「ティリー・ノーウッド」の制作者が、AIをめぐる騒動で殺害予告を受けたという。ティリーの制作者エライン・ファン・デル・ヴェルデンは自身の命を狙う警告メッセージを複数受け取ったそうで、すでに警察と連絡を取り始めた状況だ。

 エラインはニューヨーク・ポスト紙に対し、「彼らは『人間性が欠けている』と言いながら、その背後の人間を攻撃している」と語り、批判の矛盾を指摘した。AIスターの誕生にはエミリー・ブラントら多くの女優から批判が寄せられていたが、エラインは「ティリーとの協業を希望する」業界関係者とも、数えきれないほどの議論を重ねてきたと主張している。

 「反応は圧倒的に好意的」と語るエラインのもとには、多くの監督からティリーを起用したいという連絡があるという。広報担当のミシェル・ウォルドロンも当初、批判的だった人々が内容を理解するにつれ、「自分にとって有益かもしれない」と気づき始めていると付け加えている。

 エラインは実在の俳優に対し、AI技術を非難するのではなく、自らを「将来に備える」ために技術と向き合うよう促した。「あれほど優れたものを作るには、膨大な人間の創造力が必要で、そこには芸術性がある」と述べている。

 また、自身の素材が訓練データにされた事実についても「快く思ってはいないが、私たちは皆同じ船に乗っている」と述べ、この状況を前向きに捉えて新たな創作へと進む姿勢を見せた。

 エラインはティリーが実在の俳優の仕事を奪うために作られたわけではないと強調。「実在の俳優がいない世界にティリーは留まるべきだ」と語り、全米俳優組合(SAG)の方針とも一致していることを明かした。

 俳優組合から批判を受けたAI女優ティリーについて、エラインは「あまり真剣に捉えず、ちょっとした楽しみとして考えてほしい」と促している。エラインによれば、ティリーは完全なAI生成ではなく、自身の演技を反映させたパフォーマンスキャプチャーによるハイブリッドな手法で制作されているそうだ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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