正常圧水頭症のレジェンドシンガー、引退を否定 「再びステージに立てる日を楽しみにしている」ライブ活動は一時休止 

 ビリー・ジョエルが正常圧水頭症と診断されたことにより、ライブ活動を一時休止するものの、引退する意向はないことが関係者から明らかにされた。5度のグラミー賞受賞歴を持つビリーは、23日に全公演のキャンセルを発表した。この病気は脳内に脊髄液がたまることで、聴力や視力、バランス感覚に影響を及ぼすことがある。

 しかし関係者によると、本人は回復に集中しており、再びステージに立つことに強い意欲を見せているという。音楽業界の関係者は「彼はステージに立っているときが一番幸せなんです。音楽は彼の人生そのもの。まだ引退するつもりはありません」と語った。

 別の関係者も「ビリーは引退しません。回復が進めば、またパフォーマンスを再開したいと考えています」とコメントしている。

 現在、ビリーは治療とリハビリを受けており、インスタグラムで「ファンの皆をがっかりさせてしまい申し訳ない。理解してくれてありがとう」と声明を発表、「素晴らしい医療を受けられていることに感謝し、健康を最優先に考えている。皆の応援に心から感謝しており、再びステージに立てる日を楽しみにしている」ともつづっていた。

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