「スター・ウォーズ」ボスキャラ俳優 死んだはずが新3部作で再登場「騒ぎになるかもしれないと思ったよ」
俳優のイアン・マクダーミド(80)が2005年公開の「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」について振り返った。自身が演じたパルパティーンとメイス・ウィンドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)の対決シーンはやり過ぎだと思ったという。
1983年の「エピソード6/ジェダイの帰還」以来パルパティーン皇帝/ダース・シディアス役を務めたイアンはバラエティ誌にこう話す。「(メイス・ウィンドウとの決闘は)やり過ぎと思ったんだけど、ジョージ(ルーカス監督)は『いやいや、もっとやってくれていい』って。(パルパティーンが)モンスターになった瞬間で、偽善的な顔が消え恍惚の表情で喜んだんだ」「『エピソード1/ファントム・メナス』の時ジョージは、『君の顔は甲羅だと思ってくれ』って。おかげで自分の顔と声は作り物でその下に真の姿があると思えたよ」
またイアンにとって、アナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセンと密に仕事をし、より物語に関わることができた『シスの復讐』は満足のいくものだったという。「パルパティーンが武器で力を発揮するとは思ってもいなかった。サーベルの扱いに長けていたことは興味深かったし、スタントダブル様様だ」
ちなみにイアン曰く「ファントム・メナス」で復活した際には、パルパティーンが謀略的な議員から銀河の独裁者へ変貌するストーリーは全く描かれていなかったそうだ。
「ジェダイの帰還」で死ぬも、続三部作の『エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』でパルパティーンは再登場、一部のファンから反発が上がったことについて「復活させることは騒ぎになるかもしれないと思ったよ」としながらも、「パルパティーンがプランBを持っていた可能性は十分にあった」とイアンは主張、「彼が以前よりも更に強力になるというアイデアが大好きだったね。今回は完全に破壊されなければならなかった。だから彼はもう死んだと思うよ」と続けた。
