クリス・ロックがウィル・スミス夫人の嘆願を無視 米アカデミー賞・平手打ち騒動

 コメディアンのクリス・ロックが、有名俳優ウィル・スミスと和解してほしいというウィル夫人のジェイダ・ピンケット・スミスの嘆願を無視しているようだ。

今年のアカデミー賞授賞式で司会を務めていたクリスが、ジェイダの丸刈り姿をネタにしてウィルから平手打ちを食らった事件について、最近ウィルの妻ジェイダが2人の仲違いを過去のものにするよう公に呼びかけた。

だが、現在クリスは同事件について「気にかけない」様子で、自身のキャリアに集中しているのではと報じられている。

 ある関係者は『エンターテイメント・トゥナイト』に対し、クリスは「最も誠実な人」であり、「ハリウッドの出来事に巻き込まれることはないでしょう」「彼は今現在、スミス家のことは気にかけていないのです。ツアーをしていて、コメディ特番の準備もしています」と話している。

 先週、トーク番組『レッド・テーブル・トーク』でジェイダは、ウィルとクリスが状況を「話し合い」、最終的に「和解」することを望んでいると語っていた。

また、脱毛症を患っているジェイダは、クリスがその容姿について冗談を飛ばした同授賞式以来、何千人もの人々がジェイダに連絡を取ってきたことを明かした。

 一方、ジェイダとは結婚25年を迎え、同授賞式で映画『ドリームプラン』によりアカデミー賞を受賞していたウィルはこれまで、同授賞式での自分の行動を「衝撃的で、痛々しく、許しがたい」と謝罪を表明、映画芸術科学アカデミーの会員を辞職していた。

また、同アカデミーは、10年間、ウィルにバーチャルおよび直接のイベントへの出席を禁じると発表した。

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