『フレンズ』のジョーイ おばかキャラ設定でなかった!?

 人気シットコム『フレンズ』の共同クリエーターのマルタ・カウフマンは、マット・ルブランク扮するジョーイ・トリビアーニ役を間抜けなキャラクターするつもりはなかったそうだ。同シリーズをデヴィッド・クレーンと共に手掛けたマルタによると、マットが「おばかな」ジョーイ役をあまりにも上手く演じたため、それが売れない俳優という役柄の一部として定着したのだという。

 ポッドキャスト番組『ライト・オン』に出演の際、「元々はジョーイはおばかではなかったんです。でもマット・ルブランクがおばかな感じをとてもよく演じたので、それがキャラクターの一部になったんですよ」と話すマルタは、同ドラマが今でも多くの共感を呼んでいる理由については、「彼らは非常に愛すべきキャラクターばかりで、一緒に過ごしたり、一緒にビールを飲んだり、家に招待したいと思わせるのです」「この番組には温かみや居心地やすさを感じます」「それに、物語は人生のある特定の時期についてであり、その中で愛やキャリアや自分探しを描いているので、普遍的になっているのだと思います」と説明する。

 またマルタは、「自己自賛ではないですが、レズビアンの結婚式とか、時代を先取りしてたものもありました。叩かれることを危惧する声もあったんですが、大丈夫でした」「私たちは、それ(進歩的で包括的なもの)を目指していたんですけれど、はずしてしまったところもありましたね」と続けた。

 2004年に同シリーズが終了して以来、マットを始め、ジェニファー・アニストン(レイチェル)、コートニー・コックス(モニカ)、リサ・クドロー(フィービー)、マシュー・ペリー(チャンドラー)、デヴィッド・シュワイマー(ロス)ら6人が初めて集った同窓会特番が先日公開されている。

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