蚊取り線香は1890年に誕生 開発者の妻の提案で40分→6時間もつように

 日本生まれの製品や発明は数多くあります。令和になっても、コロナ禍であっても、新しいものを作り出す思いは不変です。デイリースポーツ紙の企画で好評を得ている「日本生まれのスゴいモノ」から2つを紹介します。

 ◆蚊取り線香

 大日本除虫菊株式会社の創業者である上山英一郎さんが、1890年に棒状蚊取り線香を開発した。同社によると、上山さんはアメリカの実業家から届けられた除虫菊の種子を粉末にして線香に練り込むことを考案。初期は棒状だったため、40分ほどしかもたなかった。

 1902年、上山さんの妻の提案もあって開発した渦巻き状の蚊取り線香を発売。約6時間もつようになった。現在では、つるしタイプや、香り付きのものも販売される。

 ◆任天堂

 1889年に花札製造で創業した京都の企業は、1980年発売の携帯型ゲーム機・ゲーム&ウオッチに続き、83年の家庭用ゲーム機・ファミリーコンピュータが大ヒット。85年登場のファミコン用ソフト「スーパーマリオブラザーズ」は、2016年に「最も売れたゲームシリーズ」とギネス世界記録に認定され、マリオは世界中で認知される。

 ニンテンドーDSやWiiなど各種ゲーム機は進化を繰り返し、現在はSwitchが人気。

(よろず~ニュース/デイリースポーツ)

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