トム・クルーズ、共演者の大作出演を妨害?「彼はとても権力のある人間」

 トム・クルーズが、共演していたダグレイ・スコットが「X-Men」シリーズでウルヴァリン役を演じることを妨害したという。2000年作「ミッション:インポッシブル2」で共演した2人だが、製作が当初の予定より期間をオーバーした際、トムがダグレイを完成まで引き留めたことで、ウルヴァリン役がヒュー・ジャックマンへと渡る羽目になったのだという。

 デイリー・テレグラフ紙にダグレイはこう振り返る。

 「トム・クルーズが僕にやらせてくれなかったんだ。『ミッション:インポッシブル』を作っているところでね。彼から『残ってこの映画をやりきらないと』って言われたんだ。それで僕は、それはやるけど、向こうにも参加するって言った。でも、理由は何だか分からないけど、彼はそれがだめだと言ったんだ」「彼はとても権力のある人間だった。だから他の人間は、上手く行かせるために全てをやっていたのさ」

 そんな経験はしたものの、その役を奪うかたちとなったヒューに対して苦い思いはないようで、「ヒューの描写はすごく良かった。彼はすごく良い人だしね」と話している。

 「ディープ・インパクト」など大作映画にも数々出演している一方で、断ったメインストリームの作品もたくさんあるダグレイだが、その中で後悔は一つもないのだそうで、「俳優としての自分の成長をいつも考えている。興行成績よりもね。(出演作の選択により)もっと成功していたかもしれないかと言えば、もちろんだ。でも名声を求めたことは一度もない。ただ良い作品を求めただけだ」と語った。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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