イアン・マッケラン、『ハリーポッター』のダンブルドアに間違えられっぱなし!?

 イアン・マッケラン(79)は、「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドアに間違えられることにもう懲り懲りだという。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのガンダルフ役で有名なイアンは、ホグワーツの校長ダンブルドアを6作品で演じたマイケル・ガンボンと混同され、ハリポタファンから写真やサインを求められる日々を過ごしている一方で、マイケルもガンダルフを演じたイアンに間違えられてばかりだという。

 イアンは、ポッドキャスト番組『デヴィッド・テナント・ダズ・ア・ポッドキャスト』でこう話している。「僕はとてもシャイだったんだ。パーティーなんて行くと惨めなものだったよ。誰とも話せないんだから。いろんな人に会うためのものなのに、部屋の隅でそれが終わるのをじっと待ってるんだ」「でも今では、世界中何処でも、知らない人で一杯の部屋に入って行けるよ。僕が誰だか知っていて会えたことに喜んでくれる人が必ずいるからね。知らない部屋へ入ってゆくシャイな人にとって、素晴らしいことだろう」「でもね、その半分は、僕はダンブルドアだって思ってるんだよ!僕は違う。『君は僕と間違えられる?僕はよく君と間違えられるからさ』ってマイケル・ガンボンに聞いたことがある。すると『もちろんだ。彼らはよれよれの写真を僕に突き出してね、僕は、そこで君の名前を書くんだ』って言ってたよ」

 そんなイアンは、J.R.R.トールキンの傑作ファンタジー小説を原作にした同シリーズのガンダルフ役でお馴染みの顔となったことを大変誇りにしており、自身が行う同性愛者への理解を深めることを目的とした活動にも役に立っているそうだ。「僕がガンダルフだから、ありとあらゆるところへ行くことが出来る」「学校は僕をガンダルフとして迎え入れてくれて、僕が話し終わった頃には『どうしてこんな年寄りのゲイの男性が子供達に話すことを許したんだろうか?』ってふうになってるけど」「ゲイと自覚し始めたり、ゲイの友達がいたり、またゲイの両親がいる子供達の心配事について話すために僕は学校へ行くんだ。話せば話すほど、特別でなくなってくるからね」「僕はずるをしたとは思ってないよ。『誰がガダルフをやっていても成功した』っていう人もいて、僕もそうだと思う。僕の調子が悪い時はいつも、じゃあジョン・ハートを代役に立てようって冗談を言っていたよ。僕は、俳優と呼ばれるだけのことをしてきた。でもガンダルフをやるのはそんなに難しくなかったよ」(BANG Media International)

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