アリアナ・グランデのラスベガスでのコンサートが中止となった。２９日同地にあるコスモポリタンホテル内の劇場にて公演予定だったアリアナだが、健康上の理由によりキャンセルせざるを得なかったという。

　ホテル側の代表はこう話す。「予期できない健康上の理由により、アリアナ・グランデは１２月２９日、土曜日にザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスのチェルシー劇場で予定されていたショーをキャンセルすることとなりました。お越し下さる予定だったお客様方は、購入場所でのチケットの払い戻しが可能となります。スケジュールの繰り越しについては現在未定となっています」

ピート・デヴィッドソンとの婚約解消以来、初のステージ披露となる予定だったアリアナだが、ＴＭＺの報道によると現在気管支炎を患っているとされている。

　今月ビルボード誌のウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞した際アリアナは、自分にとって今年は最高で最低な年だったと明かしてもいた。過去１２カ月に渡って仕事においては素晴らしい成功を収めてきたアリアナだが、昨年５月の英マンチェスター公演での自爆テロ事件の後遺症が残る中、元恋人マック・ミラーの死にピートとの婚約解消と、私生活では様々な問題が降りかかってきていた。

　「この賞は本当に特別なもの。面白いことに今年は私のキャリアにとって最高の年の一つであると同時に何だろ、自分の人生で最悪な年の一つでもあったわ。こんなことを言っているのは、今の私のようなウーマン・オブ・ザ・イヤーというキャリアのピークにいるアーティストを見て、多くの人は『彼女は本当に成し遂げた。波に乗っている。全てを手にしてる』って思うもの。実際私はそうなんだけど、私生活を見る限り、私って何をやっているのかまるでわからないわ」（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）