ビッフィ・クライロは来年、アルバムを２枚リリースするつもりのようだ。最近は音楽面だけでなく映画の仕事でも多忙だったという同バンドだが、近々スタジオ入りする予定であるという。

　フロントマンのサイモン・ニールはこう話す。「来年は２枚アルバムが出来るはずさ」「ある映画監督にアルバムを作るようにアプローチされて、彼がそれに関する映画を作ってるんだ」「だから今年は共同作業が多かったけど、その映画は先週に完成したらしい」「そのアルバムは早ければ１月にも出る予定で、映画は３月か４月になると思う」「それに１月か２月にはリッチ・コスティと８枚目のアルバム制作のためスタジオ入りする予定で、出来るだけ早く作り上げたいと思ってる」「これが俺たちの仕事だからね。バンドをやってるなら音楽を作っていないと。来年は忙しい年になるよ」

　幼い頃からギターをやっていたというサイモンは、シャイで自己表現が苦手だった自分にギターが自信を与えてくれたとＱ誌とのインタビューで語っている。「幼いころ、ギターは俺の人生においてとても重要なものだった」「ちょっと恥ずかしがり屋でコミュニケーションが得意じゃなかったんだけど、ギターが弾けるようになったらすぐに自己表現をする方法があるって感じたんだ」「それで俺に必要だったある種の自信が得られたんだ」「言葉で伝えるのは苦手だったからさ。でも今は作詞家なはずなんだから、今は良くなってると願うけど」（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）