関ジャニ∞の錦戸亮（３３）が４日、東京・台場のフジテレビで、主演の月９ドラマ「トレース～科捜研の男～」（７日スタート、月曜　後９・００）の制作発表に、共演の船越英一郎（５８）、新木優子（２５）とともに出席した。

　錦戸にとって初の月９主演となる今作は、元科捜研の研究員だった古賀慶氏原作の人気コミック「トレース～科捜研法医研究員の追想～」のドラマ化。錦戸が演じるのはクールな法医研究員・真野礼二役で、実際に起きた事件をベースにリアリティたっぷりに描く本格科捜研サスペンスだ。

　「科捜研」といえば、女優・沢口靖子主演のテレビ朝日系「科捜研の女」を連想しがちだが、錦戸は「最初、『ホンマに言ってんのかな』と思ったんですけどね。一番気まずい思いしたのは、テレ朝に行って『８時だＪ』の収録したときに、偉い人がたくさんおったんですけど、『科捜研やるんだって？』と言われて…。フジテレビの人は僕がそんな思いをしているのは知らないと思うんですけど」と苦笑いした。

　警視庁捜査一課の刑事・虎丸良平役で共演する船越も、このタイトルに「あごが外れるほど驚きました。いろんな方たちから『内藤（剛志）さんを演じるんですか』と言われましてね」と笑わせた。“サスペンスの帝王”の異名を取るが、意外にも月９出演は初めてで「月９には崖は出てきませんからね。ライフワークとして３５年間、刑事ドラマをやらせてもらってますが、だいたい作品のイメージというのは湧くものですが、今回に関しては完成形は見えていない。怖くもありものすごく楽しみでもありますね」とＰＲしていた。