ガンズ・アンド・ローゼズ、アクセルとスラッシュが大ゲンカ

 ガンズ・アンド・ローゼズがステージ裏でのアクセル・ローズ(56)とスラッシュ(53)の大口論により、予定されていたセットを繰り上げたそうだ。25日(日)にアブダビにて開催された同バンドのライブ時間は短縮され、アクセルの体調不良によるものと発表されていたが、実情は2人のケンカが原因だったという。

 関係者はザ・サン紙のビザー欄にこう話す。「アクセルとスラッシュはギャラのことでひどく割れていました。ステージにも遅れて出てきました」「アクセルは一日中調子が悪くフルセットができないなどとうそぶいていました。(F1ドライバーの)ルイス・ハミルトンとキミ・ライコネン以外VIP客がステージ側に入るのも禁止されていました。その大ゲンカのことをステージ裏の誰にも知られたくなかったからです」

 当日の同バンドの演奏は16曲で2時間、ケンカの原因とされる同イベント出演のギャラはメンバーら合わせて300万ポンド(約4億4000万円)ほどだったという。

 長年に渡る2人の確執はファンの誰もが知るところだが、ファンの一人が撮影した動画によるとステージ上でアクセルは、「IV(静脈内投与)や何本も注射をした。俺は今日調子が悪いんだ、ここ5時間吐きっぱなしだ」「キャンセルする代わりに今できる最高のショーをする」と観客に話しかけていた。

 また、同イベント終了後スラッシュは「アクセルはかなり調子が悪かったが、君ら全員のサポートは素晴らしかった。ありがとう。次回また会おう!」と、ダフ・マッケイガンは「ありがとう、アブダビ。アクセルはとんでもない奇跡を起こした。あの男は本当に病んでいたんだ。でもやり遂げた。40年間演奏してきたけど見たこともない仕方で。君たちのおかげだ。また次回!」とツイートし2人のケンカについては一切触れられていなかった。

(BANG Media International)

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