AKB倉持 涙の卒業、家族かけつけた
AKB48の倉持明日香(25)が17日、東京・秋葉原の専用劇場で卒業公演を迎え、8年間のアイドル生活にピリオドを打った。
キャプテンを務めたチームBのメンバーが次々と惜別の涙に暮れる中、笑顔を振りまき続けたが、ラストにサプライズ演出として自身のソロデビュー曲「いつもそばに」が流れると、こらえきれずに涙。仲間との大合唱で締めくくり、「1人でしか歌ったことがなかったから、皆とこの曲を歌えてうれしかったです」と最後の思い出を胸に刻んだ。
客席では父でプロ野球・元ロッテの倉持明氏(63)と母、2人の兄が家族総出で門出を見守った。今後の進路にはスポーツキャスターを希望しており、「大器晩成型と言われて育てられたので、いつかは大きな花を咲かせられるよう頑張ります」と次なるステージを見すえた。
公演後は「幸せすぎて、この2時間は宝物になりました」と晴れ晴れとした顔。明氏は「感動です。いろんな方にお世話になり勉強させてもらって、大人になったと思います」と、まな娘をねぎらっていた。