【山田美保子のミホコは見ていた!】「Qさま!!」、森本レオさんにクイズ形式で感謝 山田美保子氏コラム
21日の「Qさま? 3時間SP」(テレビ朝日系)は、国民1万人に大調査!ごはんが美味しい都道府県ランキング」を放送。久しぶりに優勝したのはQuizKnockの鶴崎修功氏でMCの優香が「鶴ちゃん、おめでと~」と笑顔で祝福。エンドロールも流れ終わった後、「ズームアウト問題」という森本レオさんの声が聴こえてきて驚いた。
何を隠そう、小学校時代からレオさんの大ファンで、東京在住ながらレオさんがパーソナリティを務める「ミッドナイト東海」(東海ラジオ)を何とか聴取できないかと、布団の中でラジオのチューナーを同局の周波数に合わせようと必死になっていた時代が私にはある。
それ以降もレオさん出演のドラマや映画を追いかけ、もちろんナレーション番組も漏れなく追いかけていたので、「Qさま?」も毎週楽しみにしていたのだが、レオさんは9月4日に急逝。テレビ朝日は8月末までレオさんが収録に参加していたと言い、「普段と変わらない御様子で」と回顧。「収録済みの未放送分はございません」としていた。だからレオさんの声が聴こえてきたことに心から驚かされたのだ。
よくよく聴いてみると、「ズームアウト問題」というコールと、「この人物は誰」はレオさんの声で、途中に挟まれた「Qさま?を長年支えてくださった…」というヒントは同局の清水俊輔アナだった。その後も、「11年に渡って担当してくださいました」「正解は森本レオさん」「長きにわたり本当にありがとうございました」と同アナが締め、ファンとして本当に嬉しく有難い気持ちになった。
同日はレオさんに代わって「世界の車窓から」(同)でもおなじみの俳優の石丸謙二郎が担当することが発表され、「私がバトンを受け取りました。見ててくださいね」とレオさんに呼びかけた。
自身が担当するナレーション原稿には隅々まで目を通し、納得いくまでスタッフと話し合いながら必要ならば自ら推敲してきたレオさん。放送作家として自分で書いた原稿をレオさんに読んでいただきたいという大きな夢が叶わなかった最大の理由は、そうしたレオさんの姿勢を前に尻込みし続けていたからだ。
テレビ番組のナレーターは生であれ収録であれ、とても過酷な仕事だ。VTRがギリギリまで完成しないこともしょっちゅうで、それに合わせてスタッフと共に徹夜でスタンバイすることもある。
そうした現実を知っているからこその『Qさま?』スタッフからのレオさんへの感謝は理想的な追悼でもあった。合掌。
