東出昌大「立派な大人になりたいって今は切に思ってる」 赤裸々に語った仕事や人生観、子供について

 俳優・東出昌大(38)が21日、都内で25日発売の著書「誰が為にか書く~東京から離れた山暮らし日記~」(扶桑社)の発売会見を実施。2021年から続く山での半自給自足の生活を始めたきっかけは「スキャンダル」と自ら不祥事に言及し「今まで積み上げてきた物が本当に全部なくなった」と回想した。不祥事後の仕事・人生観や、再婚して昨年誕生した娘との生活などを赤裸々に語りながら「今の芸能界ってきれい」と私見。自らを「私は今後も多分やらかす側」と自嘲気味に表現した。

 山から下りてきた東出は終始、自然体だった。開始時間よりやや早くコーヒー片手に登場し、司会が著書の説明を始めると、おもむろに会場を歩き回りいすを運び出して着席。都内は台風接近で悪天候だったため「昨日のうちに前乗りした」としつつ、「みんなさっさと帰りたいと思いますし、私も早く帰りたいので早口で済ませたいと思います」とマイペースぶりを発揮した。

 21年から続く山暮らしの経緯を問われると「あけっぴろげに言うと、スキャンダルがあって預金がバーっとなくなって」と自ら不祥事に言及し「東京の家賃8万とかでも当時は払えないと思ってた」と回想。以前から狩猟のため山に通っていたことで、地元の人に空き家を紹介してもらうなどして「とりあえず生きられるって所で始まった」と明かした。

 山暮らしで失ったもの、得た物を問われると「スキャンダル以前から考えると、オファーがなくなれば『今まで積み上げてきた物が本当に全部なくなったんだ』って」と吐露。周囲の支えの一方「マイナスはもうずっとマイナスのまま。モヤモヤしてる所で今は働いてる」と率直に語った。

 現在はフリーで活動しており、複数の芸能事務所からオファーはあったが「全部お断りしてる」と告白。「今の芸能界ってきれいですよね。何かスキャンダルがあると大変」と私見を述べ、「ただ私は今後も多分やらかす側の人間。マネジャーさんの人生にも迷惑をかけるので、自分一人で受けられる状態の方が楽」と苦笑いした。

 24年に再婚し、昨年娘が誕生。「子供が1歳半になって、日常の中でこちらの胸もキラキラするような瞬間もある」と感慨深げに語り「チョウチョがいっぱい飛んでて、『チョウチョ』って言って。『チョウチョが好きな子だったんだ。良かった』って思った」と父親の顔ものぞかせた。

 著書の帯には「軽薄」の2文字があり、自身は「自分が軽薄だとやっと気付いた。立派な大人になりたいって今は切に思ってる」と力説。会見では「本音」を包み隠さず語る姿を指摘されると「もう年ですね、単純に。恥も外聞もなくなって本音ばっかりしゃべるんです」と笑い、その要因を「年と山暮らしと両方だと思う」と説明した。

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