落語家生活55周年の桂雀三郎、米朝さんの「68年」を目標「あと13年、90歳まで目指します」

取材会に出席した桂雀三郎
取材会に出席した桂雀三郎
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 落語家の桂雀三郎(77)が17日、大阪市内で「噺家生活五十五周年記念独演会」(11月1日・サンケイホールブリーゼ)の取材会に出席した。

 同所で18回目の独演会に臨む雀三郎は「くやみ」「軒付け」「腕喰い」の3席を披露する。

 55年の落語生活を振り返り「師匠は『ひたすら』という言葉をよく使っていた。ひたすらやるということですね。がむしゃらに、とにかくやること。師匠は、ずっと稽古をしていた。あんだけはできませんけど、ずっと見ているので、やらなあかんのやろなと。それが大事なん違うかなと思いますけどね」と、師匠で99年に死去した桂枝雀さんの言葉をかみしめた。

 雀三郎は「僕は落語をちゃんとやって、なおかつおもしろいというのを目指しています。落語はちゃんとやったらおもしろい。それが落語やと思ってるんです。無理矢理笑わそうとか思わない。だんだんそういうことが歳を取ってきてわかってくる。若い時にはわからないんですよね。変なこと言うたら受けたりするんで『こっちかな』と迷うことがあるんですけど、それは続かない。ちゃんとやったら受ける」と説いた。

 歩行が困難になり、7月に脊柱管狭窄(きょうさく)症の手術を受け入院。「手術後、数日で1万歩歩いた。だいぶ落ち着いたので、チョコザップに行こうかと…」と豪語する。

 「60周年も、65周年もやりたい。100歳くらいでやれたらおもしろい」と意気込む。枝雀さんの師匠、桂米朝さんが68年間落語家生活を送ったことを指摘され「あと13年。90歳まで目指します。目指せ90…あんまり自信ないけど、健康に気をつけてやりたい」と目標に掲げた。

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