長塚京三 劇場で30年ぶり主演作鑑賞「昨日撮影したかのよう」劇中シーンで骨折のハプニングも
俳優の長塚京三(81)が12日、東京・池袋の新文芸坐で「映画監督 篠田正浩 レトロスペクティブ 新文芸坐篇」のトークイベントを行った。
日本映画界をけん引した篠田正浩監督の業績を多角的に振り返る上映企画。97年公開の映画「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」に主演した長塚は、約30年ぶりに同作を劇場で鑑賞して「軽い交通事故に遭った気持ちです」と照れながら、「昨日撮影したかのように感じますね。映画というのは、永遠のプリンティングなんだなという気がします」と笑顔を見せた。
劇中のチャンバラのシーンを撮影中に「膝の骨を折ってしまった」と告白。撮影に穴を空けて「恐縮でしょぼん」としていたところ、篠田監督から「大丈夫、大丈夫。ゆっくり治してね。動けない状態でも撮る方法はいくらでもある」と励まされたといい、「大変な懐の深い方でした」と感謝していた。
