西川きよし「小さなことからコツコツと」あしなが学生募金支援40年 涙も「今年は特にお願いするのがつらい」

 タレントの西川きよし(79)が11日、大阪市内で、あしなが学生募金の関西オープニングセレモニーに参加。街頭で募金箱を持ち、学生とともに募金活動を行った。

 きよしはこの日、レギュラーのラジオ番組出演と、なんばグランド花月での公演の合間を縫って応援に駆けつけた。「突然に親が亡くなると、目の前が真っ暗になる。僕も3人の子の親。本当に気持ちがよくわかる。これからがんばって、勉強したいなという子が学校に上がって、社会人になったあかつきには、そんな境遇にある子どもたちを助けてあげたいなという学生さんばっかりと、少しでも力になるかと思って、こうして募金をお願いいたしております」と声をからし、親が事故や災害などで亡くなった遺児の支援を訴えた。

 1986年に、遺児学生から届いた「学生募金を応援に来てください」との手紙をきっかけに毎年春と秋、募金箱を手に街頭に立っている。「もう40年になるという話を聞いて、びっくりしている。本当に、小さなことからコツコツと。積み重ねていくことによって、大きな全国的な広がりになる。時間がある限り、元気な限りは続けさせてもらう」と40年間のボランティア活動を振り返った。

 一緒に街頭に立った遺児学生から「きよし師匠へ」と寄せ書きを贈られ、涙腺がゆるむ。父親の病気のため、高校進学がかなわなかった自身の境遇を重ねた。物価高にあえぐ世間を見据え「毎回、子どもたちに自分を置き換えている。今、国際情勢はもとより、国内情勢が大変な時期ですから。本当に(募金を)お願いするっていうのは本当に心苦しいですよね」と目に涙を浮かべた。

 声を詰まらせたきよしは「生活がいっそう苦しくなる報道ばっかりですから。みなさんの生活を考えると、お願いするのは心苦しい。いや…本当につらいですわ。今年は特に。物価急上昇の中でも、こんなにご理解いただく方がこんなにたくさんいらっしゃるのは、本当に心から感謝します」と、道行く人に頭を下げていた。

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