元ビートルズのリンゴ・スター 85歳でニューアルバムを4.24リリース「俺は時々正しい選択をする」 シェリル・クロウやセイント・ヴィンセントとのコラボ楽曲も収録
元ビートルズで歌手、ドラマーのリンゴ・スター(85)がニューアルバム「ロング・ロング・ロード」を4月24日にリリースすることが6日、分かった。昨年1月にリリースした「ルック・アップ」に続くカントリー・アルバム第2弾で、サラ・ジャローズとモリー・タトルが参加したシングル「イッツ・ビーン・トゥー・ロング」が先行リリースされた。
今作はT・ボーン・バーネットがプロデュース(ダニエル・タシアンとブルース・シュガーが共同プロデュース)し、ビリー・ストリングス、シェリル・クロウ、セイント・ヴィンセントらとのコラボ楽曲も収録。リンゴは「こうしてT・ボーンと知り合えて、レコードをいくつも一緒に作れている俺は恵まれているよ」とバーネットに感謝する。
前作に続くカントリー・アルバムに「前作は自分でもよく聴くくらい気に入っているんだけど、あのアルバムの後、この作品も自然な流れで作ることになった。喜ばしいことに、俺は時々正しい選択をするんだ。決断を迫られる場面は常にあるけど、その中で俺がしてきた正しい選択の一つがT・ボーンと一緒に『ルック・アップ』を作ったことだった。そして今回、また彼とアルバムを作ることができた」と、バーネットとの共同作業に手応え十分。
タイトルについて「『ロング・ロング・ロード』ってタイトルにしたのは、俺がこれまで”長い長い道のり”を歩んできたからだ」と、1962年にビートルズのメンバーとしてデビューしたリンゴは説明した。
カール・パーキンスのカバーについては「ザ・ビートルズでもカール・パーキンスの曲を2曲録音したことがあった。それで今回もT・ボーンと話して、ぜひ1曲取り上げようって話になったんだ。そうして彼が見つけてきてくれたのが、俺の知らなかった美しい楽曲〈アイ・ドント・シー・ミー・イン・ユア・アイズ・エニィモア〉だった」と経緯を明かす。
ナッシュビルとロサンゼルスでレコーディングされた今作には前作から続投したミュージシャンが多く、ポール・フランクリン、デヴィッド・マンスフィールド、デニス・クラウチ、ダニエル・タシアン、ロリー・ホフマン、パトリック・ウォーレン、コリン・リンデンからなるコア・バンド(バーネットはリンゴが1959年に所属していたリバプールのバンドに因み、親しみを込めて彼らを“ザ・テキサンズ”と呼んでいる)も再集結した。
バーネットは「俺は昔からずっと、リンゴの演奏と歌が大好きだった」と明かし、「そしてある晩、詩の朗読会で会ったときに彼から”曲を書いてもらえない?”と頼まれた。俺はリンゴに対してテキサスのアーティストのようなイメージを抱いてきたから、彼のためにジーン・オートリー風の楽曲を書いた。個人的に彼の演奏スタイルは、テキサスの音楽のように感じられるんだ。さらにリンゴ・スターはトップクラスのアーティストだから、若手の名手たちで彼の脇を固めたいと思った。だからこれらの2作では、ナッシュビルで活躍する非凡でエネルギッシュな若手ミュージシャンたちを起用したんだ」と人選について述べた。
収録された10曲中6曲はバーネットが単独あるいは共同で作曲。2曲はリンゴとブルース・シュガーの共作、1曲はリンゴとマーク・ハドソンとゲイリー・バーの共作、1曲はベニー・ベンジャミンとジョージ・デイヴィッド・ワイスが作曲し、カール・パーキンスが録音した楽曲のカバーとなっている。
収録曲は次の通り。
1. リターニング・ウィズアウト・ティアーズ
2. ベイビー・ドント・ゴー
3. アイ・ドント・シー・ミー・イン・ユア・アイズ・エニィモア
4. イッツ・ビーン・トゥー・ロング
5. ホワイ
6. ユー・アンド・アイ
7. マイ・ベイビー・ドント・ウォント・ナッシング
8. チューズ・ラヴ
9. シーズ・ゴーン
10.ロング・ロング・ロード
