朝ドラ「ばけばけ」制作統括 「朝にしては見にくい暗さ」も「受け入れていただけた」 年明けからは「新編」スタート
NHK大阪局は18日、大阪市内の同局で定例局長会見を開催。会見に出席したNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の橋爪國臣制作統括が、作品について「(視聴者に)受け入れていただけたんだな、と思っています」と語った。
9月末からスタートし、物語のほぼ半分を終えた「ばけばけ」。橋爪氏は「(視聴者からは)いいご意見をたくさんいただいている」と手応えを口にし、一方で「今までの朝ドラとは毛色の違うところもいっぱいあるドラマだと思います。正直、朝にしては見にくいような暗さ、物語の進み方、説明の仕方だったりあったと思います」とも語る。様々な意見がある中で、「(演出などが)テーマに沿ったものであると信じてやってきたのが、受け入れられているのではないかと思っています」と、自信をのぞかせた。
来年1月2日には「連続テレビ小説『ばけばけ』総集編(前編)」(総合、前8・30)が放送され、5日の放送からは年明けのヒロイン・トキとヘブンの結婚生活が描かれていく。橋爪氏は「年末に向けて物語も一気に加速していき、年内で一区切りがつきます。年明けから新編の形で2人の新しい生活も始まっていきます。ご期待いただけるとうれしいです」と、呼びかけた。
