桂米舞「男とか女とか関係ない」 米朝一門最若手会で兄弟子へ“宣戦布告” 「私が一番おもろいぞ」
落語家の桂米舞が17日、大阪市内で米朝事務所に所属する最若手5人による落語会「俺が一番おもろい 2026」(来年1~5月、毎月20日開催、大阪・動楽亭)の取材会に出席した。
「俺が一番おもろい」は2023年から年一回開催してきた若手会で、3月に結びと銘打ったものの、好評の声を受けて復活。桂二豆、桂弥壱、桂天吾、桂八十助の兄弟子4人を前に、米舞は「お兄さん方に比べてむちゃくちゃ未熟ですが、私が一番おもろいぞというところを見せつけたいです」と、堂々宣言。「後輩さん達も入ってきましたので、失望されないように頑張りたい」と、意気込んだ。
2月に年季明けしてもうすぐ1年。「今まで可愛さだけで乗り切ってきたんです」と笑わせつつ、「失敗したとしても『まあ米舞ちゃんやしな』って感じで見てくれていたんですけど、もうそんな状況ではない。ちゃんと落語を聞いてもらえるようにやっていかなあかんと思っています」と危機感も口に。「女性ということでフィーチャーされることが多いんですけど、男とか女とか関係なく、ただただおもろい落語がしたい。性別関係なく、こいつおもろい人間やん、と思ってもらえるような落語家になりたい」と夢を語った。
最も若い米舞からの“宣戦布告”に、二豆は「僕の方が可愛いと思ってますけどね」と、笑いながらやり返し、早くも火花を散らしていた。
