おこめ券は大臣発案?を認めない鈴木農水大臣 玉川徹氏「就任時会見でおこめ券ワード出てました」指摘
元テレビ朝日の玉川徹氏が10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、鈴木憲和農水大臣が、おこめ券発案は「事務方の皆さんと議論した結果」と述べ、自らの発案を否定していることに言及した。
鈴木大臣は9日の閣議後会見で、おこめ券は大臣独自の発案というのは事実か?と聞かれ「これはしっかりとみんなで議論した結果」と回答。最初は大臣の発案だったか?と更に聞かれるも「まさに事務方の皆さんと議論をしっかりした結果です」とし、自らの発案ではないとしている。
玉川氏は「鈴木大臣、自分の発案じゃないと徹底して認めないが、就任時の会見で、おこめ券というワード、出てましたし、就任1週間でスタジオに来て頂いたその時に、『前からおこめ券にこだわっているのは』とおっしゃっている」と鈴木大臣の過去の発言を指摘。
そして「前ってことはいつからですか?と。一週間以上前のことでしょ?と。そうするとやっぱり自分から出たワードなんじゃないかと思うんですけど」と、やはり鈴木大臣の発案ではないか?と推察した。
鈴木大臣は10月の就任会見で「今の価格で買えない人に対応するには、おこめ券も含めておこめクーポンも含めて対応するのが今すぐできること」と述べており、10月27日の「モーニングショー」生出演時にも「私自身、なぜおこめ券にこだわっているかというと、いろんな取り組みがそれをやることによって、おこめを買えるようになるだけではなく、本当に困っている人にどのように手当ができるかということに、私は行き着くと思う」などと話していた。
