藤原竜也 村上春樹原作主演舞台「ドキドキさせてくれる村上作品をしっかり届けたい」

 舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の制作発表に登壇した(前列左から3人目)藤原竜也ら
 舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の制作発表に出席した藤原竜也(中央)と、堀義貴ホリプログループ会長(左から2番目)
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 俳優・藤原竜也(43)が25日、東京・フランス大使公邸で行われた主演舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(来年1月10日~2月1日、東京芸術劇場プレイハウスほか)の製作発表に共演の森田望智(29)らと登壇した。

 作家・村上春樹氏原作の同名小説で、初めて舞台化。藤原は「15歳で演劇の世界に入って、村上さんの作品を読んできた」と告白。「村上さんの作品はシェークスピアとも違う。三島(由紀夫)さんとも違う。何かを目覚めさせてくれる、ドキドキさせてくれたのですけど、しっかりとこの言葉と、この戯曲を届けたい」と意気込んだ。

 来年秋にはフランス・パリ、イギリス・ロンドン公演の開催も予定されており藤原は「初めてなことなので、演出家(フィリップ・ドゥクフレ)も大変なプレッシャーがあると思いますけども、この世界的文学作品をフランスの方達に受け入れていただけるような芝居を作っていきたい。村上作品のなんとも言えない世界観を必死に稽古し、いいものを作っていきたい」と気合を入れた。

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