【高市自民】高市執行部の配慮不足がヤバい 野党転落危機に、まさか放置 公明代表がTV明かした衝撃事実 田崎史郎氏「やっぱり…。ちょっと考えられない」

 公明党・斉藤鉄夫代表が14日、TBS「ひるおび」に生出演した。

 公明は、自民党総裁に選出された高市早苗総裁と4日、7日、10日に会談。企業献金の規制強化や裏金問題の全容解明などを連立条件として求めたが、高市自民党から明確な回答がなく、10日に連立離脱を通告した。

 自民の過去政権時とは違い、高市執行部に公明とパイプを持つ人物が不在と指摘されている。13日にテレビ朝日「モーニングショー」に出演した公明・西田実仁幹事長は、4日以降、連立危機が高まっても、自民側からは水面下でもまったく接触がなく、西田幹事長のほうから連絡して現状を聞いたと語っていた。

 「ひるおび」でこの件を聞かれた斉藤代表は、西田幹事長の言う通り公明側から連絡して妥協案はないのかと聞いたとし、「今回はそういう向こうからのお話(水面下接触)はなかった」と語った。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が「先週金曜日に決裂した後、きょうに至るまではなにか(自民党から)ありましたか?」と聞くと、斉藤代表は「いや、特にありません」と静かに返し、田崎氏が「やっぱり…」と苦笑した。

 田崎氏は、連立解消したとはいえ、首班指名で高市総裁が総理大臣に指名されるか不透明となり、政権交代の危機に陥った現状をみれば、「首班指名選挙やるにあたって、公明党が斉藤さんの名前を書いてくれればいいんですけど、もしも野党に乗ることあったら、これは自民党にとってすごく大変なことになる」と指摘。「決裂した後も、仲良くしましょうね、こういうことはやってほしくありませんよ、みたいなことは言っておかなきゃいけないのに、言ってない」と語った。

 田崎氏は「いま自民党の動きが非常に緩慢。(連絡なしは)ちょっと考えられない」とし、今後政局を「自民党がしっかりやっていれば安心して見ていられますけど、どうなるか分からないです」と語った。

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