【高市自民】麻生氏の「心変わり」生んだ「どうも気に入らない」人物、青山和弘氏が実名列挙「1番の理由」
カンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」が7日、放送され、元日本テレビ政治部で政治ジャーナリスト・青山和弘氏が出演。高市早苗総裁誕生の裏側を分析した。
今回の総裁選について「最初から有力だと言われていて、小泉(進次郎)陣営に緩みが出た、っていうのと、党員票、党員の意思を踏みにじっていいのか、っていうプレッシャーは想像以上に強かった」とした。
さらに、キングメーカーぶりを発揮した麻生太郎元首相について、「麻生さんも最終的な決断はしていなかった。今回、小泉さんでもいいんじゃないかといっていた。その方向で話も進んでいた」と振り返る。
その上で、「一番麻生さんが心変わりした理由は、小泉さんの周辺にいる人たちがどうも気にいらない(ということ)」とズバリ。「平(将明)デジタル大臣が『麻生さんの影響力が下がった』って、はっきり言って。これ、犬猿の仲。木原誠二さんとか、あと麻生派を出ていった人が小泉さんんの周りをがっちり固めている」と具体名も挙げた。
そんな中、高市氏に党員票が集まりそうだという流れがあり、さらに「高市陣営から『人事は麻生さんにお任せしますから』というメッセージが出てきて。最後、麻生さんがものすごい戦略をたてて…、この戦略は私も読み切れなかったんですが、なんとギリギリ決戦投票でひっくり返すという大逆転になった」と語った。
平氏は3日の記者会見で、「(麻生氏に)以前ほど影響力があるように思えない」などと述べていた。
