AKB48秋山由奈 研究生から昇格して得た「自信」 特技のバスケ、芝居にも挑戦「人生が変わりました」
AKB48の秋山由奈(19)が4月に正規メンバーに昇格し、自信を持って活動に臨んでいる。YouTube「AKBの素を出すちゃんねる」でも特技のバスケットボールを生かして活躍。個人の活動でも、演技の仕事に意欲を示した。
明るい性格と笑顔でファンが急増している。活発な印象の通り、小3から高1まで7年以上バスケットボールを続け、アイドルとなってその特技が披露された。「バスケを活動につなげられたらいいなと思っていたので、それを形にできて、その上、大好きな同期と一緒に企画をできるのがすごく楽しい」。同期の18期で経験者の新井彩永、19期の白鳥沙怜とともに中心となって、バスケ部を立ち上げた。
「AKBの素を出すちゃんねる」ではメンバーで試合をする動画も投稿され、普段は見られないスポーツに取り組む姿が反響を呼んでいる。「ファンの方からもすごく好評。メンバーの珍しい姿が見られるということで喜んでいただいている」と実感し、「回数を重ねるごとに一緒にやっているメンバーもどんどん上手になってきているので、そこも楽しみにしてほしい」とアピールした。
秋山自身は部活などで7年超の競技歴があり、中学時代はキャプテンも務めた。千葉出身ということで、Bリーグ・千葉ジェッツを応援している。「バスケットに関係するイベントなどにも出てみたい。スポーツ自体が大好きでスポーツに関係することはやってみたい」と、今後は特技を仕事にもつなげる意気込みで、10月にはBリーグ試合会場でのイベントに出演することも決定した。
学生時代は部活の部長に加え、生徒会副会長を務めるなど積極的な性格も魅力。意見もしっかり主張する方で「言わなくて後悔するよりは、伝えた方が絶対にいいと思っている。先輩と一緒の現場が多く距離も縮まっている。AKB48のためになることだったら遠慮せず意見を言っていきたい。先輩からも後輩からも頼られるようなメンバーになりたい」と目指す姿を語った。
加入する際はAKB48の18期生のオーディション一つにかけた。当初は「医療系の職業に興味があったのでその道に進もうと思った」と振り返るが、「昔から人前に立って誰かを元気に笑顔にする、人を楽しませることが私自身すごい好きだったので最初で最後と思って受けた。挑戦して本当によかった。AKB48のおかげで人生が変わりました」と感謝した。
4月に研究生から正規メンバーに昇格してグループの20周年を迎える。既にシングルでは4作連続選抜に選ばれているが「研究生の時はどこかでAKB48です、と言っている自分に自信がなかった」と打ち明ける。
「選抜に入ってもファンの方の中には『研究生なのに』って納得してもらえない方もいたと思う。でも昇格させていただいたことで認められるようになるのかなと自信もついた。その分、もっと正規メンバーとして自覚を持って活動をしなければいけない」と決意も新たにした。
個人としては演技の仕事に興味を持っている。Tシャツなどのオリジナルグッズ作成を行う企業・UP-Tの挑戦と成長を描く映画「オンデマンド」(来年初旬公開)に初めて役名をもらって出演し、俳優としても一歩を踏み出す。
「ずっと挑戦してみたかった。演じるってすごく楽しいと思えた。また声をかけていただけるように準備をします」。持ち前のチャレンジ精神で活動の幅を広げていく。
