イ・ジョンジェ&チョン・ウソン所属事務所 投資先の会社が経営権移転を拒否で訴訟 勝訴と現地で報道
韓国俳優のイ・ジョンジェ(52)やチョン・ウソン(52)らが、制作会社・ARTISTスタジオ(レモンレイン)のキム前代表を相手取り提起した、損害賠償訴訟に勝訴したと6日、現地メディアのスポーツ京郷などが報じた。
該当訴訟は2024年はじめ、2人の所属事務所・ARTISTカンパニーなどが同スタジオへ約290億ウォン(約29億円)を投資したが、キム前代表は契約に反して経営権移転を拒否したことに端を発する。
ARTISTカンパニーの法定代理人によると、ソウル中央地方裁判所は5日、キム前代表が投資契約を違反したとして、ARTISTカンパニー側へ約50億ウォン(約5億円)の違約金および、損害賠償を支払うよう判決を下したという。
ARTISTカンパニーは「今回の判決で、会社の安定性と株主権益保護が法的に確認された」「今後は、根拠のない争いで、不要な混乱が発生しないよう最善を尽くす」と、コメントしたことを伝えた。
また、同社の法定代理人は「今回の判決は、合意された経営権移転を一方的に拒否する行為について、裁判所が違約金および損害賠償責任を明白に認めた事例となった」「特に、違約金条項の実効性を明確化することで、今後の投資契約や経営権移転取引の透明性・安定性を高める重要な道標になるだろう」と伝えたとした。
