横山裕 母の訃報はライブ直前に…やめて帰るのは「オカンが悲しむ」ラスト曲「オニギシ」で号泣「歌えなくて」母を思い作ったナンバー

 日本テレビ系「24時間テレビ48」(8月30、31日)でチャリティーランナーとして105キロを完走したSUPER EIGHT・横山裕(44)に密着した番組「完全密着!24時間テレビの裏側」が1日、放送された。「オカンが僕にタスキをかけたと思ってる」と語った。

 横山は3歳の時に両親が離婚。5歳で母が再婚し、「横山」の名字に。6歳下と8歳下の異父弟ができたが、「(母親が)離婚する直前、オカンががんになってしまって。そんな中、オカンが入退院を繰り返すようになって。弟たちが児童養護施設に入って…。どうしようもできなかった」と話した。

 母は2010年5月に亡くなったことも明かされた。青森でのライブの直前に訃報が飛び込んできたという。ライブをやめて実家の大阪に戻るのは「帰って一番悲しむのはオカンやと思ったし、何で帰ってきたん?って言いそうやな、と。この仕事をしている僕を、オカンが好きやったわけで…」。芸能界入りのきっかけは、15歳の時、母がジャニーズ事務所に応募したことだった。

 青森のライブではセットリストの一番最後が、横山が母を思って作詞した「オニギシ」だった。「歌えなくて…、急に僕が泣いたんで、お客さんも何これ…って空気になって」。

 メンバーの村上信五は「初めてヨコが号泣しているのを見て…、何の言葉もかけられへん」、大倉忠義も「見たことのないぐらいの、横山くん…、あふれ出す感情が抑えられない感じで…。でもしっかり皆さん(観客)にご挨拶しなきゃいけないし。その状況に…、(僕らは)眺めているしかできなかった」と振り返った。

 横山は中学を卒業後、家計を支えるために建設会社で働き、弟たちの生活費や学費を支援した。今回のマラソンでは児童養護施設や生活に困窮する家庭、子どもたちへの寄付を募った。

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