横山裕 児童養護施設での日誌に涙止まらず、異父弟2人 母がん、離婚で施設に 自身は中卒「生きるために」弟支える為がむしゃらに働く
日本テレビ系「24時間テレビ」が30日、放送され、チャリティーマラソンランナーを務めるSUPER EIGHT・横山裕の複雑な生い立ち、支援を必要とする子供たちへの思いなどが明かされた。
両親は3歳の時に離婚。5歳の時、母は再婚し、6歳、8歳と年の離れた異父弟がいる。その後、母はがんになり、闘病中に再婚相手とも離婚。幼い2人の弟は児童養護施設に預けられた。横山は家計を支えるため、中学を卒業してすぐに建設会社に就職。工事現場で働きながら、ジャニーズJr.としての活動を続け、23歳で関ジャニ∞としてデビューを果たした。
横山は弟たちの生活費や学費を支援。「がむしゃらだった。お金を稼がないと、生きるために」。施設にいる弟たちを、頑張る兄の姿が支えていたことも明かされた。施設を久しぶりに訪れた横山は、弟の日記や保育士の先生の日誌を読み、涙が止まらず。弟は先生以外には芸能界にいる兄のことは秘密にしており、テレビに出ている兄を見て、小声で「きみ兄ちゃんや」(※本名は『侯隆(きみたか)』)と喜び、保育士に抱きついてきたこと、兄の姿を見ることができて嬉しかった反面、会いたい気持ちが強くなり、就寝前にホームシックになったことなども記されていた。
横山が年末や正月などまとまった休みができると、弟たちを東京に呼び、一緒に過ごしていたこと、たびたび面会に来ていたことなども明かされた。
次男の結婚式では、号泣。「兄ちゃんありがとう、って言ってくれたのがすごい救われました。お父さん代わりになってくれてありがとう、って言ってくれて、もう涙止まらなかった。すごい嬉しかったです」。
今回は「子ども支援マラソン」。児童養護施設や支援を必要としている子どもたちのために使われる。横山は「僕と似た環境の方もたくさんいらっしゃるし、僕が走ることによって、そういう境遇の子がいるんや、って、ちょっとでも知ってもらうだけでも違うんじゃないか」と話した。
